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2007年7月

2007年7月28日 (土)

ストライプブルー第15話感想

週刊少年チャンピオン2007年35号 第15回/「揃ったメンバー」の巻

扉絵
上目遣いでまつ毛がびっしり、唇の陰影などが細かく描かれていて、妙に色っぽい空が扉絵。
隣のページがオカマのブルーと悪役面のジャンということも手伝って、美しさが際立っている。
それにしても、ストライプブルーを描きだしてからの松島先生には「可愛い女の子を描く」ことに対しての並々ならぬ情熱を感じる。前作では野郎ばっかり描いていた反動だろうか。

内容感想
・2月、空から雪が舞い降りる中、縞青高校では入学試験が行われていた。
・真剣な表情でテストを受けるアー坊、平太、花ちゃん。平太はメガネをくいっと上げるしぐさが様になっている。
・そして八五郎も、空を傷つけてしまった負い目から縞青高校を受験する。あまり頭がいい方じゃないのだろうか、いつになく弱気な表情だ。
・のりっぺもアー坊を追いかけて受験。シャーペンをはむっとくわえているところがかわいいな。
・そして花ちゃんのストーカーこと直木も受験。八五郎と同じように、直木もだいぶテストに苦戦しているようだ。
・そして4月、入学式。合格が危ぶまれた八五郎も無事入学し、全員縞青高校に集合!!
・「アー坊………」「八五郎………」→二人の間に多くの言葉は必要ない。同じ負い目を感じてここに来た二人、ただ見つめあうだけで通じるものがある。
・「そう表情をこわばらせるなよ……ふたり共…」→二人の不安をまぎらわすために励ます平太。こういうところに気を遣うところが平太が優秀たるゆえんだ。
・「なんにせよめでたく3人いっしょのとこに入ったんだ 「おれ達の未来に乾杯」だぜ」「平太は相変わらずキザな事言ってんなァ……おれは少なくともそんなにお気楽じゃない」→平太の励ましもむなしく、すっかり肩を落としている八五郎。平太とは違う高校を選んで復讐するつもりが、あの事故のおかげでまるっきり逆の結果になってしまった…。
・一方花ちゃんは、目をつむってすっかり緊張した様子。それを心配するのりっぺ。
・そんな彼女たちを待ち伏せしていたのは直木。無事合格していたのか、よかったね。
・縞青高校野球部は少数精鋭、スカウティングされた選手しか入部できない事を直木に告げる花ちゃん。
・「テストを受けて…ゴーインに入ってみせる―――さ 江口――おまえみたいにな…… おれは未来の花嫁をほっておけない だからここを受けたんだ」→何かを悟ったかのような達観した表情で、野球部入部と花ちゃんの追っかけを誓う直木。ストーカーのくせに、なんだか応援したくなるじゃないか!!
・第46回入学式ってことは、けっこう歴史のある学校なんだな。理事長の顔は怖いけれど。(関係ない)
・「新入部員諸君!入学おめでとう」→縞青高校野球部主将、縞青海の熱い激が飛ぶ!新入部員は花ちゃんを入れて9人、正部員30人+花ちゃん、総勢31人の縞青野球部だ!!
・そしてこの大所帯の中でも、ひときわ異彩を放っているのが肝尾さん。斜に構えた姿勢といい、暗い表情といい、只者じゃない!!
・このチームのエースは下段一番左の与毛さんかな。ルパン三世みたいなモミアゲが素敵だぜ。
・縞青野球部は先輩後輩関係なしの完全実力主義。そんな中で1年生にしてサードのレギュラーを奪っていた肝尾さんはどれほどの実力者なのだろうか。上級生のサード・本多さんがたまたま故障中だったとかいうオチじゃないよね?
・「声が小せえ!」「はい!」→絵に描いたような体育会系!島本和彦の漫画並みに熱血だぜ!!
・「ふふ…おまえらさっきから“誰か”が足りないと思ってるようだの」→の?なんか面白い言い方だな。
・「監督か?」→なぜそこでここ一番の邪悪な顔を見せるんですか。新入部員をからかって楽しそうだな。
・「あっちのベンチにいるよ」→意外とあっさり明かされた監督の謎!そこには、週刊誌を読んでいるぼさっとしたオッサンがいた!!
・「監督は練習を見てるだけ!そして選手のチョイスと采配のみを行う!」→優秀なコーチをたくさん揃えているからこそできるのであろう、完全分業制を敷いている縞青野球部。この冴えないオッサンも、試合になれば見事な采配を見せるのだろうか。
・「直木だ!」→必死の表情で監督に入部を直訴する直木!ここの監督にはそんな権限が無いことも知らずに…。

総評:肝尾さん…厄いわね…。
そして直木は入部できるのか、空はアー坊たちにどんな言葉をかけるのか、先の読めない展開がとても興味深い。

今週の名セリフ
「おれは未来の花嫁をほっておけない だからここを受けたんだ」
「ふふ…おまえらさっきから“誰か”が足りないと思ってるようだの」

2007年7月21日 (土)

ストライプブルー第14話感想

週刊少年チャンピオン2007年34号 第14回/「入学」の巻

水島新司先生画業50周年お祝い色紙
「50周年おめでとうございます どの岩鬼も大好きです 松島幸太朗」
豪快なフォームで投球するアー坊、バットを豪快に投げ捨てて楽しそうな花ちゃん、ぐるぐるメガネをかけてバットを構えるのりっぺ。ドカベンの岩鬼コスプレの3人、かわいいですね。

センターカラー扉絵
扉絵に花ちゃんを単独で持って来るとは…さすがだ!!
まつ毛がびっしり描かれていて、普段より女の子らしい感じがするな。唇もピンクに塗られているし。
そしてへそチラがセクシーだ!!

内容感想
・額に硬球が直撃したあの事故の後、マネージャーの仕事に復帰して懸命に働く空。額にくっきりと残る傷跡。
・それまでの高飛車な性格は影を潜め、おとなしくなってしまった「お嬢」、空を気遣う縞青野球部員。兄の海の話によると、家ではもっと沈んでいるらしい。
・ていうか空って「お嬢」っていうあだ名だったのか。ちょっと皮肉のまじったあだ名だな。
・二人の女友達からの遊びの誘いを無下に断る空。顔の傷を機に部活に生きることを決めたのであろう空を気遣い、去っていく二人…。
・空の仕事を手伝おうとする縞青野球部員。しかし空は憎まれ口を叩きながらまたも断る。
・理事長の娘であることをいいことにわがまま放題だったため、「野球部のガン」とまで言われ嫌われていた空。しかしあの事故の後から妙に甲斐甲斐しくなってしまったので周囲はとまどう。
・ここで縞青野球部の練習を手伝っているコーチの全貌が判明!全員20代中盤の働き盛りだ。
・額に傷を負ってしまった空のため、「お嬢を甲子園に連れて行こう」を合言葉に結束する縞青野球部員。
・そして縞青野球部員のメンバー紹介!さてさて濃いキャラはいないかなと思って探してみたら…うわああああ!!!!
・8番サード・肝尾(きもお)!その衝撃的な苗字といい、アレな風貌といい、こいつはそうとう期待できそうだ!しかも1年生で唯一のレギュラーだしな!!ショー☆バンで言えば木場のポジションじゃん!!!
・怖い!「現代怪奇絵巻」 の根本尚先生がブログに肝尾を描いている!!
・3年生引退後の新チームで参加した秋の都大会、ベストエイトで散った縞青野球部。4番キャッチャー、キャプテンの縞青海は、妹の空に来年の夏の甲子園に連れて行くことを約束する。
・「心の準備しとけ!」「覚悟しとくよ!兄貴……」→この兄妹の会話、なかなか熱くていいな。
・小沢青果店の前に乗りつけた趣味の悪い車から出てきたチンピラの正体は…小沢番太郎!
・「アー坊 ちょっと乗れよ」→この気取ったグラサンの取り方といいセリフといい、番太郎らしさがにじみ出てるぜ!!
タイプRなんていう乗り心地の悪い車乗るもんだからゴトゴトガタガタうるさくてかなわん!番太郎がこんなスポーツカー買ったのは、間違いなく車好きの杉本の影響だな。
・前半戦では勢いで20セーブを記録したが、後半戦はメッキが剥がれてファーム落ちも経験、結局28セーブでプロの厳しさを実感した番太郎。
・「おいアー坊泣くな」「あんちゃ~~ん おれ すげーうれしいよお~~」→プロでの兄貴の活躍っぷりに感涙するアー坊。番太郎は悔し泣きが専門だったけれど、アー坊は嬉し泣きするタイプなのね。
・夕焼けを見ながら公園で語り合う兄弟。理由はどうあれ、私立校入学を決めたアー坊を励ます番太郎。
・「(あ~~みんなよってたかってあたしに同情しやがって…… うざってえ~~ッ この傷もうざったいけど…… 同情されるのは もっとうざったいよ~~ あたしをこんな目に合わせてるのは全て“あの男”のせいだ……!)」→空の性格はあんまり変わっていなかった!周囲の同情をうざがり、「あの男」への恨みを積もらせる空!
・空が恨んでいる男とは、アー坊や八五郎のことか?それとも…?

総評:ほとんど出番ないのに名前と見た目のインパクトだけで読者の心を射抜いた肝尾は罪な男だ。どんな性格なのか、もしや花ちゃんやのりっぺを狙うような男なのか!?
そして表面上はおとなしくても内心に黒い感情を秘めた空は、入学してきたアー坊に対してどんな反応を見せるんだろうか。

今週の名セリフ
「アー坊 ちょっと乗れよ」
「あたしをこんな目に合わせてるのは全て“あの男”のせいだ……!」

2007年7月12日 (木)

ストライプブルー第13話感想

週刊少年チャンピオン2007年33号 第13回/「決める」の巻

内容感想
・アー坊が思いっきり打ち返した打球がネットに跳ね返り、空の方へと向かう!
・そこで問題だ!この突然の状況でどうやってあの打球をかわすか?
 3択-ひとつだけ選びなさい
  答え①美少女の空は突如反撃のアイデアがひらめく
  答え②チームメイトがきて助けてくれる
  答え③かわせない。現実は非情である。
・答え-③ 答え③ 答え③(ポルナレフ?)
・顔面直撃!カチーンという音とともに鮮血が飛ぶ!!
・「キャー」「キャー」→衝撃の展開!目の前で起こった惨劇に、のりっぺと花ちゃんの金切り声が響き渡る!!
・いち早く空の下へと飛び出した一人の野球部員!次いで父親の縞青部長が駆け寄る!!
・「頭を直撃している!動かさない方がいい!」→この緊急事態にも冷静な指示を出す高鍋スカウト!さすがだ!
・「う…」「う…」→空の傷口を見た3人全員が息を呑むほどの重傷!これはひどい。(大冒険~セントエルモスの奇跡
・「す すみません!」→加害者であるアー坊と八五郎もあわてて駆け寄る!!
・「君達はいい! 君達は見るな 君達は悪くない 今日はもう引き取ってくれ! これは"事故”なんだ! 君達に責任はない」→空の傷を見ないよう、必死に説得する高鍋スカウト!アー坊達のトラウマにならないよう配慮しているんだな。
・「段田ァ 小沢ァ おまえらが余計な事してなかったらこんな事は起こらなかった 許さん!」→空を無残に傷つけられた怒りをぶつけるこの男!胸の苗字からすると、もしや…?
・「し……」「縞青……?」「海……」→なんと空のお兄さん!その名は縞青海(しまおかい)!!
・「やめろ そんな事言うもんじゃない!」「高鍋さん」「はやく!はやく帰れ」→懸命になだめる高鍋だが、海の怒りはおさまらない!このままだと暴力ざたが!?
・不安を抱えながらすごすごと帰っていくアー坊たち。救急車のサイレン音が空に吸い込まれていく…。
・後日、喫茶「さみだれ」で会談する真直高校の坂上監督とアー坊!
・「縞青高校に決めたと言うんだね」→事故とはいえマネージャーを傷つけてしまった負い目から、縞青高校入学を決めたアー坊!!
・「すいません坂上先生」「いや 謝る事ではない」→両刀投げの才能を初めて認めてくれた坂上監督の誘いを断る結果となってしまい、素直に謝るアー坊。それを受け入れる坂上監督。
・「坂上先生が初めてだったんです」「うむ…」→坂上監督の言葉が、アー坊の自信となった。真直には行かないにしても、坂上監督は僕の恩師です!!
・坂上監督の口から語られる番太郎の高校時代!名門私立に進学し野球漬けの3年間を送ったものの、甲子園出場はかなわず、最後の夏の大会では都立高に敗れるという屈辱を味わった!!中学野球では輝かしい戦跡を残した番太郎でも、高校野球では不遇の時を過ごしたんだな…。
・「君はお兄さんの歩んできた道を……どこかで反面教師としてきた…」→アー坊の都立志望は、兄への反発心からきていた?意外と我が強いからな。
・「都立高が私立校を喰う という君の野望はこれで果たせなくなったな」→2人とも本意ではない結論。しかし優しいまなざしの坂上監督。
・「これでお互いライバルと決まった ま 来年からがんばろーや」「はい」→スポーツマンシップ溢れる会話を交わす二人!
・「ところで例のマネージャーの傷跡はその後どう……?」「はあ……もちろん傷跡は消えてません……」→心底申し訳なさそうなアー坊の表情。この様子じゃあまともな高校生活を送れるとは思えないな…。
・「しかしアー坊くん 不幸中の幸いだよ……裂傷だけで済んで本当に良かったよね…」→額に痛々しい傷跡を残し、復帰した空!年上の女の子を傷物にするなんて、アー坊…恐ろしい子!

総評:まさかまさかの衝撃的展開!打球があのまま空の顔面に直撃するとは…。ていうか結局、アー坊の意思とは直接関係ないところで進路が決まっちゃったのね…。
そしてこのまま縞青高校に全員集合というオチになるのだろうか。他の高校に行って復讐することを誓っていた八五郎も責任とって縞青高校に入学するのかな?

今週の名セリフ
「坂上先生が初めてだったんです」

2007年7月 8日 (日)

ストライプブルー第12話感想

週刊少年チャンピオン2007年32号 第12回/「アー坊の弱点」の巻

内容感想
・八五郎の突然の行動に動揺する平太。対照的に落ち着いた笑顔を見せる八五郎。
・重いバッティングケージを片手で押して移動させる八五郎。とんでもない怪力だ。
・「アー坊!カマン」→それにしてもこの八五郎、ノリノリである。
・「なんで高校の野球部が“中坊の遊び”につきあわなきゃなんないのよ!」→空の一喝!キビシー!!
・「え?ありゃま……こりゃ本質的な事を……」→この勢いと説得力にはさすがの八五郎もタジタジ!!
・「ウチのパパは………「エグい私立学校の理事長」なの 有名人は大好きなのよHeart」→悪女面で縞青部長の黒い腹の内を暴露する空。パパへの嫌がらせとばかりに毒舌が冴え渡る!!
・「そういう事なら……」→どうやらアー坊はマジでここの野球部に入るつもりだったらしいが、空の話を聞いてがく然!一転、入部希望を撤回する!!
・「ここはやめといた方がいい」「でもここはあたしの事を受け入れてくれる――って言ってる……」→アー坊の助言を完全無視し、縞青野球部に入りたいと語る花ちゃん!つくづく人の話を聞かない女の子だなぁ…。
・「ここだったら確実にあたしは「硬式野球」ができる」→でもアー坊はここにこないんだよ!?もちろん試合にも出れないんだよ!?もはや目的を見失い、うつろな表情で意味不明な言葉を並べる花ちゃん!!
・「あ~~もーいいもーいい!めんどくさい事はもういいっしょ!」→このグダグダな展開に横槍を入れたのは八五郎!今はオレのターンのはずだろが!!
・「おれ…実を言うと…平ちゃんがアー坊の事を追っかけ回してるのが気にくわなくてねェ」→八五郎の告白!大事な女房役の心を奪ったアイツが憎らしいの!!
・「アー坊は極端に打撃が良くなかった!」→取材に基づき、アー坊の打撃の悪さを語る八五郎。確かに高校野球では投手でもある程度の打撃のよさは求められるけど…。
・「八五郎………この間おれにやられた事がそんなにくやしいのか………?」→反論しようとする花ちゃんを抑え、正面きって八五郎を挑発するアー坊!男らしくてかっこいいぜ!!
・キレて言葉遣いも荒っぽくなったアー坊が打席に向かう!ここまで言われて黙っていたら男じゃない!!
・「(アー坊がこんな事するって…もうここの野球部には入る気ないんだわ………!)」→この異常事態にも、冷静にアー坊の進路を考えるのりっぺが素敵。またふりだしに戻っちゃったね…。
・豪快なピッチングフォームから繰り出される剛速球がうなりをあげる!八五郎の剛球にもひるまず、フルスイングをし続けるアー坊!!
・「段田もすごいが………」「バッターかすりもしない…」→かっこよく打席に向かったアー坊だが、速球に全くタイミングが合わず空振りばかり!確かにこれでは打者としては使えないかも…。
・花ちゃんによると、アー坊は両刀投げを維持するために、打撃練習の時間を犠牲にしていたらしい。じゃあ仕方ないか。
・「確かにこんな事をしても無意味! おれは今……大事な恋女房を寝取られた仕返しをしているだけ!」→悔しさのあまり開き直った八五郎!これは八五郎なりのみそぎの儀式なのだ!!
・でも、寝取られたって表現はどーかと。
・「平太 お別れだ! おまえとアー坊は同じ高校に行ってバッテリーを組むがいい おれはあえて違う高校を選んでおまえらに復讐する」→八五郎の悲壮な決意!裏切られた愛は憎しみへと変貌し、復讐を誓う!!
・「何?」「キャア」→散々空振りしたからタイミングを覚えたのか?八五郎の速球を見事打ち返したアー坊!しかしその打球はネットに跳ね返り、空の方へと向かう!一体、どうなってしまうのか~!!(ガチンコのナレーション風)

総評:空の毒舌が輝いていた回だった。そして最後に打球が空の方へと向かって…。この後、どうなるのか本当に楽しみだ。

今週の名セリフ
「アー坊!カマン」
「え?ありゃま……こりゃ本質的な事を……」
「あ~~もーいいもーいい!めんどくさい事はもういいっしょ!」
「八五郎………この間おれにやられた事がそんなにくやしいのか………?」
「おれは今……大事な恋女房を寝取られた仕返しをしているだけ!」

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